「高校受験の家庭教師は、いつから始めるのが正解なのか」——早すぎれば費用がかさみ、遅すぎれば間に合わない。答えが見えないまま、判断を先送りにしてしまうご家庭は少なくありません。
そこで今回、お子さまの高校受験で家庭教師を利用し、すでに受験を終えた保護者200名に、実際に始めた時期と、振り返っての手応えを聞きました。経験した側だからこそ言える「早すぎ」「遅すぎ」の実感が、はっきりと数字に表れています。
調査の概要
| 調査対象 | 高校受験にあたり家庭教師を利用し、受験を終えた全国の保護者(30〜50代女性) |
|---|---|
| 有効回答数 | 200名 |
| 調査時期 | 2026年9月 |
| 調査方法 | インターネットアンケート(当社調べ) |
| 集計 | 各設問の無回答を除いた有効回答を母数とする |
① 最も多いのは「中3の春〜夏」——ただし4分の1は中2までに
| 中学3年生の春〜夏(4〜8月) | 30.0% |
|---|---|
| 中学3年生の秋(9〜11月) | 27.5% |
| 中学3年生の冬(12月以降・直前期) | 16.5% |
| 中学1年生 | 13.5% |
| 中学2年生 | 12.5% |
最多は「中3の春〜夏」(30.0%)。部活の引退時期と重なり、受験に舵を切りやすいタイミングです。一方で中1・中2のうちに始めた家庭も合わせて26.0%。受験学年になる前から動いている層が4分の1いることは、押さえておきたい事実です。
② 振り返ると「もっと早く」が最多、でも意見は割れる
| もっと早く始めればよかった | 39.5% |
|---|---|
| もう少し遅くても良かった | 34.0% |
| ちょうど良いタイミングだった | 24.0% |
「もっと早く」が最多ですが、「もう少し遅くても良かった」も34.0%と拮抗しています。早ければ早いほど良い、という単純な話ではないということ。では、いつ始めた人がどう感じているのでしょうか。
③ 開始時期別に見ると、後悔の中身が正反対だった
| 始めた時期 | もっと早く | ちょうど良い | もう少し遅くても |
|---|---|---|---|
| 中学1年生 | 22.2% | 14.8% | 59.3% |
| 中学2年生 | 52.0% | 20.0% | 28.0% |
| 中3の春〜夏 | 38.3% | 28.3% | 28.3% |
| 中3の秋 | 36.4% | 30.9% | 32.7% |
| 中3の冬(直前期) | 51.5% | 15.2% | 30.3% |
くっきり分かれました。直前期に始めた層の51.5%が「もっと早く始めればよかった」と回答——時間切れの実感です。ところが中1から始めた層は59.3%が「もう少し遅くても良かった」。早く始めた家庭には、受験まで期間が長すぎて中だるみしたという別の後悔があります。
満足度が最も高かったのは「中3の秋」(ちょうど良い30.9%)、次いで「中3の春〜夏」(28.3%)。受験学年に入ってから、直前期より前に——これが経験者の実感における落としどころといえそうです。
④ 時期によって「得られるもの」が違う
| 始めた時期 | 最も多く挙がった「良かったこと」 |
|---|---|
| 中学1年生 | 内申点対策ができた(46.2%)/学習習慣が安定した(38.5%) |
| 中学2年生 | 学習習慣・ペースが安定した(48.0%) |
| 中3の春〜夏 | 志望校に合わせた対策ができた(53.3%) |
| 中3の秋 | 志望校に合わせた対策(56.4%)/直前期の追い込み(40.0%) |
| 中3の冬 | 苦手科目を集中的に克服できた(72.7%) |
これは重要な発見です。早く始めた家庭は「内申点」と「学習習慣」を、遅く始めた家庭は「苦手科目の集中対策」を得ています。つまり「いつから」の答えは、何を目的にするかで変わるということ。内申点は中1から積み上がるものなので、そこを狙うなら早い時期しかありません。逆に直前期からでも、科目を絞れば手応えは得られているのです。
⑤ 直前期に効いた対策は「過去問」と「模試分析」
| 過去問・志望校対策の演習 | 70.6% |
|---|---|
| 模試の結果分析・弱点補強 | 61.1% |
| 苦手分野の総復習 | 23.9% |
| 学習スケジュール・時間管理の指導 | 8.9% |
上位2つは「一人ではやりにくい作業」という点で共通しています。過去問は解いたあとの分析が肝心ですし、模試の判定を見て次に何をやるかを決めるのは、経験がないと難しい。直前期の家庭教師は「教える人」というより「優先順位を決める人」として使われている様子がうかがえます。
まとめ:目的から逆算して時期を決める
| 内申点を上げたい | 中1〜中2(定期テスト単位で積み上げる必要があるため) |
|---|---|
| 志望校対策をしたい | 中3の春〜秋(過去問に入る前に基礎を固める) |
| 苦手科目だけ何とかしたい | 中3の秋〜冬でも間に合う(科目を絞るのが条件) |
「早く始めればよかった」という声が多い一方で、早すぎて中だるみした家庭も現実にありました。大切なのは開始時期そのものより、その時期に何を目的とするかを決めてから始めること。迷っている段階なら、まず「いま何が足りていないのか」を整理するところから始めてみてください。
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「今からで間に合うか」も、まずご相談ください
家庭教師のスイッチでは無料体験授業をご用意しています。残り期間と現在の学力から、何科目に絞るか・どこから手をつけるかを一緒に整理します。直前期のご相談も承っていますので、時期を理由にためらわず、まずはお気軽にお問い合わせください。
※本記事のアンケート結果は当社調べによるもので、感じ方や効果には個人差があります。