家庭教師を検討するとき、「オンラインのほうが安いはず」と考える方は少なくありません。移動がない、教室もいらない——たしかに、そう思うのが自然です。
そこで今回、オンラインまたは対面(訪問型)の家庭教師を利用した経験のある保護者200名に、実際に毎月いくら支払っているかを聞きました。結果は、多くの方の予想とは少し違うものでした。
調査の概要
| 調査対象 | オンラインまたは対面の家庭教師を利用した経験がある全国の保護者(小学生〜高校生のお子さまをお持ちの30〜50代女性) |
|---|---|
| 有効回答数 | 200名 |
| 調査時期 | 2026年9月 |
| 調査方法 | インターネットアンケート(当社調べ) |
| 集計 | 各設問の無回答を除いた有効回答を母数とする |
① 利用形式は「対面」が4割、「併用」も3割超
| 対面(訪問型) | 40.0% |
|---|---|
| 両方併用している | 35.5% |
| オンライン | 24.5% |
最多は「対面」(40.0%)ですが、「両方併用」が35.5%と続きます。どちらか一方を選ぶのではなく、科目や曜日で使い分ける——それが、いまの家庭教師利用の現実的な姿のようです。
② 月額費用は「1万〜3万円台」に集中
| 1万〜2万円未満 | 28.0% |
|---|---|
| 2万〜3万円未満 | 25.5% |
| 4万円以上 | 24.0% |
| 3万〜4万円未満 | 21.5% |
| 1万円未満 | 1.0% |
全体では1万〜3万円未満で53.5%と過半数。一方で4万円以上も24.0%あり、家庭によって倍以上の開きがあります。この差は形式の違いではなく、週何回・1回何分・何科目みてもらうかで生まれています。
③ オンラインと対面、料金差はほとんどなかった
本題です。指導形式別に月額費用を集計しました。
| 月額 | オンライン | 対面 | 併用 |
|---|---|---|---|
| 1万〜2万円未満 | 30.6% | 30.0% | 23.9% |
| 2万〜3万円未満 | 30.6% | 30.0% | 16.9% |
| 3万〜4万円未満 | 16.3% | 20.0% | 26.8% |
| 4万円以上 | 22.4% | 20.0% | 29.6% |
| 平均(帯の中央値換算) | 約2.8万円 | 約2.8万円 | 約3.1万円 |
オンラインと対面の平均は、ほぼ同額でした。分布の形もよく似ています。差がついたのは併用組(約3.1万円)だけで、これは2つの形式を使っている分だけ回数が増えているためと考えられます。
つまり「オンラインだから安い」とは限らないということ。実際、料金の実感を聞くと、オンライン利用者で「オンラインの方が安いと感じた」と答えたのは40.8%にとどまり、6割は必ずしもそう感じていません。同じ月謝でも、週1回60分か週2回かで総額は倍近く変わる——比べるべきは形式ではなく、1回あたりの単価と回数です。
もうひとつ、料金の実感で最も多かった回答は「料金以外の決め手が大きかった」(57.5%)でした。安いか高いかを比べたうえで、最終的には別の理由で決めている——この傾向は、次の設問でよりはっきりします。
④ 決め手は「料金」ではなく「生活スタイルとの相性」
| 家庭の生活スタイルとの相性 | 66.5% |
|---|---|
| 通塾・移動の負担軽減 | 46.7% |
| 対面での集中力・緊張感 | 23.1% |
| 費用の安さ | 14.8% |
| 講師の選択肢の広さ | 11.0% |
形式を選んだ理由の1位は「家庭の生活スタイルとの相性」(66.5%)。「費用の安さ」は14.8%と、5番目にすぎません。料金を比較するつもりで検討を始めても、最後に決め手になっているのは「わが家の生活に無理なく収まるか」なのです。
形式別に見ると、性格の違いがよく表れます。
| オンラインを選んだ人 | 1位「移動の負担軽減」58.7% /「費用の安さ」26.1% |
|---|---|
| 対面を選んだ人 | 1位「生活スタイルとの相性」69.4% /「対面での集中力・緊張感」40.3% |
対面利用者の60.0%が「対面の方が価格に見合う価値があると感じた」と回答。目の前にいるからこそ手が止まった瞬間に気づいてもらえる——その価値に納得して払っている層が、たしかに存在します。
まとめ:形式で選ぶ前に、回数で考える
| オンラインが向きやすい | 近くに希望の講師がいない/送迎が難しい/部活で帰宅が遅い/短時間を高頻度で |
|---|---|
| 対面が向きやすい | 一人だと集中が続かない/手元の様子を見てほしい/低学年で画面越しが難しい |
| 併用が向きやすい | 主要科目は対面、質問対応だけオンライン——など役割を分けたい |
今回の調査が示したのは、オンラインと対面の料金差は、多くの人が想像するほど大きくないということでした。だとすれば、「安いほう」ではなく「続けられるほう」で選ぶのが結局は無駄がありません。見積もりを取るときは月謝だけでなく、1回あたりの単価・回数・教材費まで含めた総額で比べてみてください。
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わが家に合う回数とペースを、一緒に考えます
家庭教師のスイッチでは無料体験授業をご用意しています。「週何回が必要か」「どの科目から手をつけるか」はお子さまの状況によって変わります。ご家庭の生活リズムとご予算をうかがったうえで、無理のないプランをご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。
※本記事のアンケート結果は当社調べによるもので、料金や感じ方には個人差があります。実際の費用は指導回数・時間・科目数によって異なります。