家庭教師は、始めるときよりも「続けられるかどうか」のほうが難しい——そう感じているご家庭は少なくありません。せっかく契約したのに数ヶ月でやめてしまえば、費やしたお金も時間も、そしてお子さまの「またダメだった」という気持ちも残ってしまいます。
そこで今回、家庭教師の継続をやめた・見直した経験がある保護者200名に、その理由を聞きました。うまくいかなかった側の声にこそ、これから選ぶ人が避けられる落とし穴が詰まっています。
調査の概要
| 調査対象 | 家庭教師の継続をやめた・契約内容や講師の見直しをした経験がある全国の保護者(30〜50代女性) |
|---|---|
| 有効回答数 | 200名 |
| 調査時期 | 2026年8月 |
| 調査方法 | インターネットアンケート(当社調べ) |
① 8割以上が「半年未満」でやめている
| 3ヶ月〜半年未満 | 45.0% |
|---|---|
| 1ヶ月〜3ヶ月未満 | 39.5% |
| 半年〜1年未満 | 11.0% |
| 1ヶ月未満 | 4.5% |
「3ヶ月〜半年未満」(45.0%)と「1ヶ月〜3ヶ月未満」(39.5%)で84.5%。合わないと判断されるまでの期間は、驚くほど短いことがわかります。学習の成果が数字に表れるにはふつう数ヶ月かかりますから、多くのご家庭は「成績が出る前」に見切りをつけていることになります。
② やめた理由の1位は「子どものやる気」
| 子どものやる気が続かなかった | 51.0% |
|---|---|
| 料金が家計の負担になった | 30.0% |
| 指導内容・レベルが合わなかった | 9.5% |
| 講師との相性が合わなかった | 8.5% |
| 成績が思うように上がらなかった | 1.0% |
半数を超えたのは「子どものやる気が続かなかった」(51.0%)。注目したいのは、「成績が上がらなかった」がわずか1.0%だったことです。つまりやめる判断は成績ではなく、お子さまの気持ちの側から起きている。2位の「料金が家計の負担」(30.0%)も、「これだけ払っているのに乗り気じゃない」という感覚と重なって決断につながっているようです。
③ 不満の中身——「子どもが本音を言えない」が最多
| 子どもが本音を言い出しにくい様子だった | 68.5% |
|---|---|
| 指導報告や進捗共有が少なかった | 40.5% |
| 料金体系がわかりにくかった | 27.0% |
| 指導日時の融通が利かなかった | 20.5% |
| 特に不満はなかった | 2.5% |
| 講師の変更・交代がスムーズにできなかった | 1.5% |
ここが今回の調査で最も示唆的な結果でした。約7割が「子どもが本音を言い出しにくい様子だった」(68.5%)と回答。家庭教師は自宅にお招きする関係だからこそ、お子さまが「この先生、ちょっと苦手」と言いづらい——その言えなさが積み重なり、やがて「やる気が出ない」という形で表面化する。②の1位と、この結果は地続きです。
2位の「指導報告や進捗共有が少なかった」(40.5%)も同じ構図です。お子さまが言えず、先生からも情報が来なければ、保護者は状況が見えないまま費用だけを払い続けることになります。
④ 経験者が伝えたい「後悔しないためのポイント」
| 契約前に体験授業を必ず受ける | 61.0% |
|---|---|
| 料金・追加費用の内訳を細かく確認する | 52.5% |
| 子ども自身の意見を聞いてから決める | 43.0% |
| 定期的な面談・報告の頻度を確認する | 12.0% |
| 講師変更のしやすさを事前に確認する | 8.0% |
| 短期間で結果を求めすぎない | 3.0% |
1位は「契約前に体験授業を必ず受ける」(61.0%)、3位に「子ども自身の意見を聞いてから決める」(43.0%)。体験の場を“親が判断する場”ではなく“子どもが判断する場”にできるかが分かれ目だといえます。体験後に「どうだった?」ではなく、「あの先生とまた勉強したい?」と本人に聞いてみる——それだけでも、後の「言えなさ」はかなり減らせます。
まとめ:続くかどうかは、契約前にほぼ決まっている
| 体験は子どもに選ばせる | 親が決めた先生ほど「合わない」と言い出しにくくなる |
|---|---|
| 報告の頻度を先に決める | 見えない状態が続くと、判断材料が「やる気」だけになる |
| 費用は年間総額で確認する | 月謝以外の費用が負担感につながり、中断の引き金になりやすい |
やめた200名の声は、失敗の多くが「指導の質」ではなく「始め方」で決まっていることを示しています。逆にいえば、契約前のひと手間で防げる中断が相当あるということでもあります。
もうひとつ添えるなら、「合わなかったら替えられる」と最初に知っておくことです。今回の調査で「講師の変更がスムーズにできなかった」を挙げた人は1.5%と少数でしたが、これはそもそも交代を申し出ないまま、契約ごとやめてしまった人が多いことの裏返しとも読めます。相性は事前に完全には読めないもの。先生を替える選択肢があると分かっていれば、「合わない=終わり」ではなくなります。
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「うちの子が続けられそうか」を、体験で確かめてください
家庭教師のスイッチでは無料体験授業をご用意しています。ぜひお子さま自身の感想を聞いたうえでご判断ください。料金の内訳や、指導後のご報告の進め方についても、契約前に遠慮なくご確認いただけます。
※本記事のアンケート結果は当社調べによるもので、感じ方や状況には個人差があります。